制作したデザイン
- Web広告用写真と広告画像
- 採用サイト
求人媒体頼りの採用に
クレイブ様はエッセンシャルワーカーを事業会社様に派遣する派遣業を軸にされている企業様です。採用手法は大手求人媒体に求人を出稿する手法がメインでした。その中で、コロナからの経済の回復にともなって求人倍率が上昇し、求人媒体の中でも競争が激化し、派遣社員の採用がこれまでの採用手法では難しくなっておりました。
また、求人媒体からの応募者が自社の求める人材像に合わないことが多く、その点も課題として抱えていらっしゃいました。
そこで、自社での採用力強化を目指して、自社採用サイトからの採用強化を行うことになり、その手法としてWeb広告運用を弊社にご依頼いただきました。
実施したのは徹底的なターゲットとなる求職者理解とペルソナ設定
クレイブ様の主なお客様は廃棄物収集企業様で、クレイブ様は廃棄物収集作業員をその企業様に派遣しています。
廃棄物収集作業員は世間一般のイメージだと3Kのイメージが強く、不人気業種と言われる職種に分類されるために、闇雲に広告を配信しても予算の無駄になる可能性がありました。
そこで弊社では、まずクレイブ様のターゲットがどんなバックグラウンドを持ち、どう職を検索し、応募するのかを、クレイブ様の担当者様へのヒアリングやターゲットとなる派遣社員の方にヒアリング(写真撮影時)を行い、理解することを最優先に実施しました。
その理解のもと、詳細なペルソナ設定を行い、その人物が検索しそうなワード、地域、時間などでは必ず上位表示する広告設定を実施。
また、採用サイトの制作時にも同じく、その設定した人物にとって最も職を探しやすいUXに設計したサイト制作を行いました。
クレイブ様採用サイト:https://recruit.crave.co.jp
サイトの直帰率は改修後に70%から30%に!1人の採用コストが約3000円に!?
上部掲載率が9割を超える確率となり、大手求人媒体の検索結果よりも上部に位置することが可能になり、また、サイトを弊社で改修後、直帰率が70%から30%へ減少しました。
その結果として、自社採用ページからの応募が月間平均17人に増加。また、徹底的なターゲットとなる求職者理解とペルソナ設定で効果が出たのが、茨城での採用です。
通常は東京とその近隣地域での採用がほとんどだったのですが、臨時で茨城の採用をする必要があり、Web広告の運用を行いました。ただ、その採用にかけられるコストが通常の10分の1程度であったために、よりターゲットを絞ったピンポイントな広告運用をする必要がありました。そのため、通常よりもさらに細かいペルソナ設定を行い、ワード、出稿地域、性別、年齢をターゲットに絞った運用を行った結果、1人の採用のコストが約3000円にまで抑えることが可能になりました。
ブランディングノウハウを活かしたペルソナ設定が鍵となった
ブランディングで重要なのが、そのブランドの顧客となる人がどんな人なのかという理解とペルソナ設定です。こうしたブランディングのノウハウを活用したWeb広告運用が可能なのが弊社の強みです。
広告に予算を使える企業様であれば、網を広くかけそこからターゲットを選別していくという手法で成果を出していくことが可能かと思われますが、予算を多く割けない企業様の場合はその予算に応じた戦い方に変える必要があります。
その戦い方の基礎になるのがペルソナ設定です。小手先の広告手法の変更では、人手不足の現状では期待通りの成果を出すことは難しいと言わざるをえません。
これは今回のように採用のケースだけではなく、商品など違う分野でも同じことが共通して言えます。徹底した顧客理解とペルソナ設定。これが広告運用では鍵となり、弊社はブランディング企業としてそこに強みを持っております。